私たち『合同会社ブドリの町から』は一関市東山町にある、障がい者福祉施設を運営する法人です。

東山町は、岩手に住む私たちにはとても近しいあの宮沢賢治さんが、その短かった人生の最後に全身全霊を傾けて生きたところです。

花巻生まれの宮沢賢治さんは、幼少期から東北農民の苦しみを身近に見ながら育ち、成人して得た恵まれた職を投げうってまで農村の中で生きることを選び、農民の苦しみをなくすには土地の生産力を上げること、すなわち今では常識となった春の石灰散布による土壌改良が必要だと説いて回りました。

同じ思いで良質な石灰を恒常的に供給するために東山町に東北砕石工場を開業した鈴木東蔵と出会い、協力を誓います。そして石灰の普及のために東奔西走しますが、元来健康にすぐれなかったため無理がたたって倒れてしまい、2年の闘病の後に37歳の若い生涯を閉じることとなります。

この闘病期間に発表されたのが『グスコーブドリの伝記』です。作中で主人公のグスコーブドリは、あたかも賢治さんその人であるかのごとく、人々のために自らを犠牲にする生涯をたどります。私たちの社名は、この主人公の名前の一部をお借りしたものです。

賢治さんはまた「世界が全体幸せにならないうちは、個人の幸せはあり得ない」との言葉も残しています。
格差が拡大し、自助努力という、人類史の進歩と正反対の理念が政治家の口から出る時代ですが、世界全体の幸せを目指して私たちは微力なりとも歩みを進めます。
スタッフ募集中です。私たちと一緒に働きませんか。

運営会社名合同会社ブドリの町から
代表菅原(稲員)邦久
所在地

岩手県一関市東山町長坂字町43

事業所・店舗

にゃおん一関 やさかえ、にゃおん一関 やまのめ

事業内容

障がい者グループホームの運営

設立年月日2020年10月30日
資本金1,000
連絡先

電話/0191-48-4848

メール/kewtumpirka@gmail.com